お葬式マナー

>危篤を知らせる(喪家用マナー)

危篤を知らせる範囲について詳しく説明します。

知らせる範囲
危篤の連絡をする場合、普通は電話で行います。
近親者への連絡範囲は、故人から見て3親等くらいまででしょう。

家族
血筋の濃い親族
離れて暮らしている両親・兄弟姉妹・祖父母・孫・配偶者の両親と兄弟姉妹・縁の深い叔父母・甥・姪など

親戚以外に関しては、特に親しい間柄だった人や、縁故の深い人に連絡します。

親しい友人・知人・先輩・後輩
勤務先・学校・関係団体・隣近所など

危篤の連絡は、基本的に病人本人が会いたがっている人に告げるべきでしょう。
連絡を受けた人は、何をおいても駆けつける必要があるので、たとえ親類であっても普段から全く付き合いのない人にまで知らせる必要はないでしょう。
知らせる相手が病気の場合には、通知を控えた方がいいでしょう。

ご家族が亡くなられて、最初にやらなければいけないこと

近親者に連絡する
とにかく近親者に通知して集まってもらいます。
近くで親せき同様親しい間柄の人にも至急連絡します。
電話もしくは電報での連絡。あるいは直接、人を走らせます。

喪主を選定する
喪主は法律上の相続人がなるのが常識で、夫が亡くなった場合は妻がなるのが一般的です。
場合によっては、店や会社の後継者としてのお披露目の意味も含め、次期後継者である長男が喪主を行う場合もあります。
逆に妻子が亡くなった場合には、夫が喪主を務めるのが一般的です。

喪主は、葬儀が始まれば故人同様葬儀を受ける立場なので、発起人であっても葬儀の執行人ではありません。
世話役を選任する

規模的に小さな葬儀であっても、これが結構大変なことです。悲しみに打ちひしがれている遺族に、何から何まではとてもできるものではありません。葬儀経験のある近所の方、親類や職場の方などで、ごく親しい方にお願いして、世話役になっていただきます。
さらに世話役の一緒に動いて下さる方も何人かお願いします。

葬儀の形式・方針を決定する
葬儀には、仏式(仏教)・神式(神道)・キリスト教式〈カトリック・プロテスタント〉(キリスト教)の他、宗教に属さず形にとらわれない自由な方式があります。

集合住宅に住んでいる場合はスペースの都合もあり、以前に比べて家庭に仏壇や神棚を祀っている家が減少し、自分の家がどの宗教を信仰しているのか知らないと言う方も結構多いようです。

同じ仏教でも宗派によって方式が違います。故人の遺志ということもあります。

どういう方式で葬儀を行うのか、そのほか今後の方針を決定してください。

お寺や神社・教会に依頼する
葬儀について方針が決まったらできるだけ早くお寺や神社と打ち合わせて依頼します。
日どりや時間などの日程をお寺や神社の都合も聞いて正式に決定します。
諸般の事情を考慮した上で、僧侶(住職)や神職(神主)にどこまでの範囲でお願いするのか。
火葬場への同行をお願いするのか。
葬儀に出席していただく方の人数などを確認し、十分な打ち合わせをしておきます。僧侶の紹介やその他の段取りを行う葬儀社もありますので、事前に確認しましょう。

葬儀の日程をきめる
近年では、死亡した日に納棺とお通夜を行い、その翌日に葬儀・火葬を行うという形式が多くなっているようです。死体の傷みやすい時期は別として、故人との別れを惜しみ、また遠方からの会葬者への便宜も考えれば死亡の翌日にお通夜、その翌日に葬儀・火葬というのが一般的です。

迷信ではありますが、出来れば「友引」の日は避けた方がいいでしょう。霊柩車や火葬場の都合がありますので葬儀社にも連絡をして葬儀の日取りを決定します。
葬儀会場を決定する

家の広さや地理的条件・交通網・会葬者の人数など諸々の条件を考慮した上で葬儀を行う場所を決めます。
団地などの場合は、その団地の集会場を借りることもできますが、部屋数も少ない狭いアパートや、一部屋だけを間借りしている様な場合は近所のお寺や教会・斎場にお願いしなければならないでしょう。
参列者の人数、その他諸々について葬儀社に相談します。

現金を用意する
葬儀の費用は別としても、思った以上に細かい出費がかさみます。入院先の病院への支払いも済ませなければなりません。細かい出納については、世話役の方や信頼できる会計責任者にお願いするといいでしょう。

葬儀社に依頼する
読経[どきょう]を住職・神父へ依頼、祭壇・式場・テントの設営、霊柩車・車の手配、式場の紹介から・椅子・座布団のレンタルや通夜での料理・遺族の喪服のレンタル、死亡手続きや故人の肖像写真の作成、通知状や挨拶状の印刷・発送、花や供物の調整、葬儀社に依頼すれば相談にのってくれますし、希望の方式で予算に合わせて全てを代行してくれます。
確かな業者を選び、少しでも早く依頼します。

当サイトでは、お客様のご希望の条件で葬儀の見積りができます。
是非ご活用ください。

喪家の服装

通夜には喪主や遺族も正式喪服ではなく、略式にしています。
男性は黒のスーツに白のワイシャツ、黒のネクタイと黒の靴下です。
和装では少なくなってきましたが、黒っぽい無地の小紋の着物に、一つ紋か三つ紋の羽織、袴をつけます。
女性の場合は黒無地のワンピースまたはツーピース。
和装なら、黒無地か地味な無地のものにします。

キリスト葬の場合
キリスト葬の場合には、男子の正式喪服はモーニングとなっています。
ネクタイは黒、手袋は黒か灰色です。
女性の場合には黒色が正式ですが、カトリックに属している方は黒かそれに近い色のベールをかぶります。

連絡は家族をはじめ、本人の友人、勤務先や学校などに連絡します。
基本的に本人が本当に会いたがっている人だけに連絡するのがマナーです。

法要の服装
忌明け法要などには、喪服に近いものを着ますが、一周忌、三回忌と回を重ねるにしたがって、喪の表現は少なくしていくのが一般のしきたりです。

一般的には地味な平服で差し支えありません。男性はダークスーツにネクタイ、靴下も派手なものでなければ、黒にそろえる必要はありません。
女性は、色無地の着物に黒帯か、洋装なら黒でなくとも、地味なワンピースやスーツならよいでしょう。
アクセサリーは目立たないものにします。

おおよそ三回忌までは略式喪服を着るようにするのが無難でしょう。
※ホテル、料亭で法要を行う場合には、地味なスーツで出席する人がふえてきました。

いわれ
喪服は凶服ともいわれ、父母・妻子、親戚等の「忌服」の間は、喪服を着ることが定められていました。
「忌服令」にある「服」とは喪服を着るべき期間のことで、服者は神事に携わることは禁じられ、また公事にも参加できませんでした。
服喪期間がすぎて、これを脱ぐことを除服といい、河原や門前で行ないました。
このように、もともと遺族のみが喪服を着ることが義務づけられており、一般会葬者は喪服を着る定めはなかったのですが、大正後期から、一般会葬者も喪服を着用するようになってきました。
また遺族も喪の期間を通して着服することはせず、葬儀の時にのみ喪服を着るように変わってきました。


通夜をとり行う

葬儀は普通、死亡の日の夜に納棺、翌日が通夜、翌々日が葬儀と告別式となっています。

通夜の進め方は、

1.お寺への依頼

2.葬儀社との打ち合わせ

3.当日の進行

4.会葬礼状


という順番に進めていきます。


お寺への依頼
お寺への依頼では、先ず故人の名前や死亡日時を伝え、お寺側と日程調整をし、枕経、通夜、葬儀の日程を相談します。
その時に戒名の依頼、初七日法要の日時と会場などを打ち合わせしましょう。
葬儀社との打ち合わせ

通夜と葬儀の日程が決定したら、葬儀社と打ち合わせをしましょう。
必要な段取りは葬儀社の方から提案してくれますが、全部任せるのではなく、しっかり話し合いましょう。
予算によってプランもかわってくるので注意しましょう。
葬儀の価格は不透明な部分も多いため、事前に質問しておくなどして、予想外の高額な請求にならないように注意しましょう。

葬儀の場所の決定
葬儀をどこで行うかは、葬儀を進行する上で非常に重要です。
各場所にメリットデメリットがあります。
また、故人の意思がある場合はそれを尊重するのも大事でしょう。

自宅で行う場合は、家がかなり広くないと様々な問題が出てきます。
家具なども移動させなければならないので大変です。
もし、マンションやアパートであれば、面積を確保するのは困難でしょう。

寺院で行う場合は、比較的格式を重んじる時には有効です。
しかし、料金的には、ピンからキリまであるので事前に調べておくのも良いでしょう。
セレモニーホールで行う場合は、大きな駐車場と充実した設備があるので便利でしょう。
特に、都市部では、多くのセレモニーホールが建設され、主要な手段として利用されています。
他にも公民館や、斎場など葬儀を行う場所はあるので、葬儀社や親族と相談しながら決めましょう。

死化粧
死化粧とは、爪を切ったり、頭髪を整えたり、髭を剃ったりしてあげることです。
葬儀の最後に会葬者に顔をみてもらう時間があるので、化粧で顔を整えてあげます。
女性の場合は愛用の化粧品などで薄く化粧してあげましょう。

通夜の進行
通夜当日の進行は基本的には以下の通りです。
葬儀社、僧侶、世話役と相談しながら段取りを決めましょう。

1. 僧侶を送迎し、控え室で待機してもらう。
2. ろうそくを取替え、焼香炉を用意する。
3. 遺族一同、それぞれの位置に着席する。
4. 僧侶が読経を行う。
5. 僧侶の指示に従い、遺族、親戚、一般弔問客の順に焼香を行う。
6. 焼香の終わった弔問客を別室に案内し、通夜ぶるまいをする。
7. 弔問客が帰るときに会葬礼状を渡す。
8. 読経がすみ、僧侶が控え室に戻ったら、通夜の茶菓や料理を出す。
9. 近親者が交代で、故人と一夜を明かす。

通夜ぶるまい
通夜ぶるまいは一般的には、焼香が済んだ後に、通夜ぶるまいが用意されている会場に案内し、料理(飲食)を会葬者と食べるというものです。
しかし、地方によって参加する人も出す料理も違います。
確認して、その土地にふさわしい通夜ぶるまいを行うのがよいでしょう。

会葬礼状
会葬礼状は会葬者への礼状と清めの塩が必要になります。
会葬者の数の問題もあるので早めに葬儀社へ連絡しましょう。
なお、清めの塩は宗教によっていらない場合があるので注意しましょう。

通夜について

通夜の起源は、釈迦が入滅(亡くなった)した時に、その死を悲しむ弟子たちが釈迦を偲びその教えを夜を通して語り合ったことに由来していると言われています。

ただ悲しむだけでなく、夜を通して故人との思い出やその人に対する思いその人から教わったことや影響を受けたことなど、自分の人生の中でのさまざまな関わりを整理し、自分の心の中に焼き付ける大切な時間なのです。

灯明(ロウソク・線香)を絶やす事なく、朝まで家族・親族が亡骸のそばで見守ってあげたいものです。

斎場などでは宿泊できないところもありますが、可能なかぎり夜通しそばにいてあげましょう。

また、会葬に来ていただいた方との時間をできるだけ優先し、たとえ一言でもいいですからお礼を言えるのが理想的なお通夜といえるでしょう。

通夜での法要ですが、本来は故人のために家族・親族など身近な人たちの前で僧侶がお経をあげ故人の冥福を祈るものです。
ですから家族・親族も僧侶と一緒になってお経を唱えたり、故人の冥福をともに願うのが自然な姿なのです。

故人を想う人が夜通し棺のそばにいて、思い出を静かに思い起こす為の夜でもあります。

地域にもよりますが、最近では通夜にたくさんの会葬者が見える事がおおくなり、喪主や家族、親族が僧侶の読経中にも会葬者への挨拶で忙しく、とても故人の冥福を一心に願う余裕さえなくなってきています。


葬儀をとり行う

通夜が終了したら、翌日に葬儀、告別式をとり行います。
葬儀の基本的な流れは以下の通りです。
葬儀社、僧侶、世話役と相談しながら段取りを決めていきましょう。

・席次を決める
・僧侶の入場、読経
・弔辞、弔電
・焼香
・出棺する

席次を決める
葬儀中の席次を決めるのも大事なことです。
通常は、祭壇に向かって右側に喪主と遺族・近親者、左側に世話役代表・友人・知人などが座ります。
そして、葬儀から告別式に移る時に右側と左側が向かい合うように向きを変えます。
そして、中央を開けて、会葬者が焼香を行います。

僧侶の入場と読経
席次通りに会葬者が着席したら、会場係が僧侶を案内し、司会者が開会の辞を述べます。
僧侶が入場するときは、全員一礼します。僧侶の読経で葬儀が始まり、その後の進行は僧侶が行います。

弔辞と弔電
葬儀の始まる前にあらかじめ故人と親しかった友人などに弔辞と弔電を頼んでおきましょう。
そして、僧侶と葬儀社に弔辞を述べる人数と順番を告げておきましょう。
通常弔辞は多くて3人程度、ひとり3分を目安にお願いしましょう。
弔電の披露は進行係が行います。

焼香をする
僧侶が焼香したあと、読経中に喪主、遺族、近親者、親族が焼香します。
このときの焼香の順番は席次に従うのが普通です。
一般会葬者が焼香を行うときには、会葬者ひとりひとりが黙礼をします。

出棺
僧侶による読経と一般会葬者の焼香が終わったら、葬儀と告別式の終了です。
そして、遺族が棺の前に集まり、最後のお別れをします。この時、祭壇に供えられた花をそれぞれが取り故人の周りに敷き詰めて、飾ります。花と一緒に故人が好きだった物やなじみの品をいれます。
最後の別れが済みましたら、釘を打ち込み、遺族・親族などの手によって、棺を霊柩車に移します。
喪主は位牌を、遺族は遺影を持って棺を先導します。
最後に喪主もしくは葬儀委員長が会葬者に謝辞を述べて、告別式が終了します。


通夜・葬儀費用

通夜・葬儀費用について詳しく説明します。

1.費用内訳

1. 葬儀一式費用
 通夜・葬儀の祭壇設営・棺・霊柩車・収骨容器・会葬礼状・火葬料・ハイヤー・マイクロバス等

2. 宗教関係者への支払い
 仏式の場合は、僧侶へのお布施、ご膳料等
 神式の場合は、神宮へのお礼、ご神饌料等
 キリスト教式は、教会へのお礼、献金等

3. 接待飲食費
 通夜ぶるまい・精進落としの料理・酒類

4. 香典返し費用
 忌明けの香典返し費用

5. 式場の使用料
 自宅以外で、通夜・葬儀を行った場合の式場使用料

6. その他雑費
 霊柩車の運転手・火葬場の係り員への心づけ・親戚の宿泊費・飲食費等

2.葬儀一式の全国平均額
葬儀一式の費用 130.9万円
寺院の費用 49.8万円
接待飲食費 45.4万円
合計 228.7万円


お布施

お布施とは、故人が亡くなってから葬儀まで僧侶へ読経や戒名をつけて頂いたお礼としてお渡しするものです。

一般的に、読経料や戒名料という言葉はつかいません。

「御布施」と表書きをして、半紙に包むか、白封筒に入れ水引は掛けません。

また、相手に不幸があったわけではないですので、不祝儀袋は使用しません。

お渡しする際は直接ではなく菓子折りやお盆に乗せる形が好ましいでしょう。

お布施の料金については、地域やケースによって様々で、一般的な金額というのは定まっていません。

各お寺様ごとに考え方がありますので、直接お伺いすることがよいでしょう。

菩提寺以外の葬儀社にお願いして手配して頂いた僧侶であれば、その葬儀社に聞けば教えてくれます。


法要とは

死者に対する仏法行事という意味で、法事といいます。
仏教では、葬儀が終了した後7日目ごとに法要をおこないます。
仏教では、死去後49日間は、極楽往生できるか地獄へ落ちるかが決まらず、成仏できずさまよっているとされています。
この期間、死者は七日目ごとに審判を合計7回受け、その結果極楽へ行くか地獄へ落ちるが決定される、という考え方から由来しています。
そのため法事は、四十九日までの法事とそれ以降の法事と大別することができます。

ご逝去7日目 初七日
仏式では亡くなった日から七日目ごとに法要を行います。亡くなった日を入れて七日目に行うのが「初七日法要」ですが、最近では葬儀が終わった日に遺骨を迎えての法要(還骨勤行)を行うのに併せて、初七日の法要を兼ねることが一般的になっています。
当日行わなかった場合は、死亡した日から数えて七日目に、親戚、故人の親友、葬儀に際してお世話になった方々などをお招きして行います。
法要の日数の数え方は、死亡日当日から数ます。故人が亡くなった日を入れて 14日目に「二七日の法要」、21日目に「三七日の法要」が行われます。
僧侶に来てもらいお経を読んでもらいます。現在では家族・近親者のみで行われる場合が一般的です。
また、僧侶にお願いせずに、家族のみで行われる場合も多いようです。

ご逝去49日目 七七日忌

仏教では、人が死ぬと7日ごとに7回、あの世で閻魔(えんま)によって生前の行いを裁く審判があるとされています。
その審判の日が忌日。
それが終わって判決が言い渡されるのが49日目。
すべての審判が終わった故人の魂は、ようやくわが家を離れていきます。そこで、遺族は「忌明け(きあけ)」として、日常生活に戻るために、親戚や故人と親しかった友人・知人を招き、故人の功徳が報われて極楽往生できるようにと祈る法要を行います。
これが四十九日の法要で「忌明け法要」とも呼ばれます。
最近では、葬儀後に初七日の法要を済ませることが多くなってきたため、四十九日は葬儀後最初の大きな法要ということになります。


忌明け法要の準備

1.日時の決定
法要の日時は僧侶や親戚と相談して決めます。
忌明け法要は、ちょうど49日目が理想ですが、その日が平日の場合は参列者の都合を考え、“直前の”土曜や日曜にずらして集まりやすいように考慮しましょう。49日目よりも後に行うことは避け、前倒しで行うようにしましょう。

2.招待者の決定
日時が決まったら、招待する人を決めます。
一周忌までは親戚や近親者だけでなく、故人の友人や知人などを招待するのが一般的です。

3.会場の決定
会場は自宅、菩提寺のほか、会館やホールを利用します。
菩提寺なら寺や僧侶の都合を、会館やホールの場合には予約状況を確認します。

4.法要の連絡
日時と場所が決まったら、電話や手紙で列席者に連絡します。
手紙は封書で、案内状と出欠の返信用ハガキを同封します。
会場までの案内図も入れます。先方の都合を考え、法要を行う3週間ぐらい前までには連絡をします。「法要の連絡先リスト」は、今後の法要の時にも必要になりますので、整理し、保管しておきましょう。

5.寺院・僧侶との打ち合わせ
僧侶との打ち合わせでは、
(1)僧侶の人数と送迎方法
(2)読経御礼(お布施)の額を決めておきます。
お布施は水引きのない不祝儀袋を用意し、表書きは「御布施」とし、その下に施主(法要の主催者)の姓名を書きます。

金額は葬儀のときよりは少なくなりますが、分からないときは葬儀社などに聞きましょう。なお、送迎を行わない場合には別に「御車代」を、また僧侶が会席に列席しない場合は「御膳料」を前もって準備します。

6.料理の手配
法要終了後、僧侶と参列者をもてなす席を設けます。招待人数に応じて、お清め料理の手配を行います。

7.供花・供物の手配
供花や供物の手配を行います。

8.引き出物の手配
四十九日では、香典返しとは別に引き出物を用意し参列者に渡します。
表書きは黒白、双銀の結び切りで、「粗供養」「志」「満中陰志」などとします。


埋葬と納骨
納骨は忌明け法要(四十九日)のあと、遺族や参列者が集まって行うのが一般的です。
しかしそれにこだわる必要はありません。
四十九日を過ぎても百か日、一周忌に納骨することもあります。
墓地がない場合は、寺院や霊園の納骨堂に一時的に預けるか、墓地を購入する意思のないときなどは永代納骨することもできます。

1.納骨に必要なもの
遺骨のほかに、納骨して埋葬するには、区や市町村が発行する「埋葬許可証」が必要です。
交付された「埋葬許可証」は、納骨時に墓地の管理者に、寺院の場合は住職に預けます。
霊園墓地を利用するときには、使用許可証、印鑑なども必要になります。なお忌明けの四十九日が過ぎても、墓地購入のめどが立たない場合などには、菩提寺や霊園の納骨堂に一時、遺骨を預ける方がよいでしょう。

2.納骨式の進め方
遺骨を墓地、あるいは納骨堂に納めるときには、僧侶に来てもらい納骨式を行います。
納骨式には喪主・遺族のほか、親戚、故人とごく親しかった友人などを呼んで、しめやかに行います。
進め方は、僧侶の読経のあと、遺骨を墓石の下の納骨室に納め、続いて一同が焼香し、合掌して故人の冥福を祈ります。

ご逝去100日目 百か日
故人が新仏になって初めての法要ですが、近年では、身内だけで行うことが多いようです。

忌服期間の心得
1.慶事などの華やかな席への出席は控える
結婚披露宴や祝賀会などの慶事への出席は、忌服期間中は控えるのがマナーです。
忌服中と言って、丁重に断るのがエチケットです。ちなみに招かれる側として、結婚披露宴への出席は、少なくとも忌明けの法要がすむまでは遠慮するようにします。
ただ、父母や子、同居親族などが死亡した場合を除き、本人の気持ち次第で慶事に出席する例もふえています。
もっとも相手が気にすることもありますから、一応断るのも心づかいでしょう。
結婚式は、当事者のどちらかが忌服期間の場合は延期するのが常識ですが、亡くなった人との関係、年齢など、ケース・バイ・ケースで考えます。

2.神社への参拝、祭事への参加も慎む
神道では死とのかかわりを避けますから、神社への参拝をはじめ、氏神の祭事などへの参加はもちろん、初詣も当然控えます。翌年の正月は年神を祀りませんから、しめ縄や門松、鏡もちなどの正月飾りは不用、おせち料理やお屠蘇などの用意もしないのが習慣です。
もちろん年始回りも控えます。

3.年越しと喪中が重なったときは年賀状は控える
喪中は、年賀状を出しません。
前もって年賀の欠礼を詫びるあいさつ状を出し、喪に服していることを明記します。


危篤の知らせを受けた場合(参列者マナー)

親族や知人の危篤の知らせを受けたら、できるかぎり駆けつけるようにします。
ご家族がひと目だけでもと、対面を望んでいる思いからですので、状況がゆるせる限り、駆けつけるようにしたいものです。

危篤知らせを受けた場合のマナーと心構え
危篤の知らせを受けた際には、容体を詳しく聞くよりも、入院先を確認するだけにとどめましょう。
華美でない服装で、平服(普段の服装)でかまいません。
見舞金や品等を用意して行くのはかえって不自然であり、失礼にあたります。
本人と対面後、家族の方にも容体や経過を詳しく尋ねることはせず、「お力を落とさぬよう」声をかけ、長居はしない方がいいでしょう。

遠方の場合
遠方の場合、万一に備え喪服、宿泊が必要な場合はその準備もしておきましょう。
ただし、先方に気づかれないよう持参し、必要であれば駅のロッカー等に預けておくなどの気遣いが必要です。


訃報を受けたら

直接、ご遺族から訃報を受けたときは、なるべく早く弔問に伺うようにし、手伝いを申し出るなど遺族を支えてあげましょう。

訃報を受けた場合:近親者の場合
一刻も早く駆けつけ故人と対面します。服装は、地味なものなら普段着でも構いません。
遠方の場合やそのまま残って葬儀を手伝う場合は喪服等の準備を用意しておきます。

訃報を受けた場合:友人・知人の場合
遺族から直接連絡を受けたのであれば御遺族が対面を望んでいるものとして受け止め、できるかぎり、弔問に伺います。すぐに駆けつけられない場合は、すぐ弔電を打ちます。

訃報を受けた場合:近隣の知人の場合
近隣のなかでも特に親しくしている場合は、すぐに弔問します。
また手が足りるかどうか、近所としての手伝いを申し出ます。

訃報を受けた場合:会社の同僚の場合
訃報を受けた人は、弔意を伝え、葬儀の日知事や場所・形式を伺い、まだ決まっていない場合は決まったら連絡をいただくように伝えます。
職場の同僚や上司などに連絡し、弔問します。


通夜の会葬者の喪服(参列者マナー)

通夜の服装は、男性は黒の略式礼服が多くなりました。また黒っぽいスーツを着ている人も多く見かけます。
これは通夜に急いで駆けつけるという意味もあって失礼にはなりません。
女性は黒っぽいワンピースかツーピース。
和装なら紋つき羽織を着用します。

葬儀・告別式の会葬者の服装
遺族や近親者、世話役代表(葬儀委員長)は正式の喪服を着用しますが、その他の一般弔問客は略式の喪服で構いません。略式の揚合、男性はダークスーツに黒ネクタイ、黒の靴下でよいでしょう。

葬儀・告別式の会葬者の服装
女性の場合、黒のワンピースかツーピース。和装なら黒の一つ紋の着物、帯やハンドバックなども黒の物を用います。アクセサリーはつけませんが真珠であれば構いません。
喪章は、遺族が喪に服していることを示すものですから、世話役などで喪家側の人間としてお手伝いする場合にはつけますが一般の会葬者は着けません。

※女性の喪服の注意点
男性の場合、ブラックスーツを着用すれば喪服として間違いありません。
女性の場合もブラックフォーマルコーナーで購入したものであれば問題ありませんが、手持ちの服で間に合わせる際には迷うことがあるかもしれません。その際に注意することとして、次の3つをあげておきますので参考にして下さい。

1.生地が光沢のあるもの、透けるものは避ける。
2.夏場でも袖のないものは避けて肌の露出を控え、シンプルなデザインのものにする。
3.ブラウスを着用する場合は黒にする。 葬儀という式に参列するのですから、それなりの礼節を保ちたいものです。

学生、子供の服装
学生は、男女共に制服を喪服として着用しても問題ありません。
もし、無ければ黒または地味な色目の服装(グレーや濃紺)に、腕章を右腕に巻くか胸に喪章かリボンをつけます。
靴は黒、靴下も黒か白いものを履きます。
夏場であれば、男子は白いシャツに黒ズボンと黒靴、女子なら白のブラウスに黒のスカート、黒靴がよいでしょう。

数珠
葬儀に参列される方の多くが数珠を手にされていますが、持参をしなくても失礼になるというものではありません。
数珠はもともとは、珠(たま)を使って念仏を唱える回数を数えることから発生しました。
そのため、数珠の珠の数は人の煩悩と同じ108個が基本とされていますが、最近では54個(1/2)、27(1/4)個のものなども用いられています。
ちなみに、値段も珠の材質(プラスチック、黒檀、白檀、めのう、翡翠、水晶)などによって、いろいろと幅があります。


通夜に参列(参列者マナー)

通夜に参列するときのマナーについてご説明します。

通夜に参列するときの服装
お通夜の服装ですが、喪服に着替える時間がない場合は極力地味な服装でかまいません。
ただ、あらかじめお通夜に出席するとわかっている場合は、喪服を用意しましょう。
コート、マフラー、手袋、帽子などは受付に進む前に脱いでおきます。

香典の表書きについて
香典袋は表書きですが、仏式では、「御香典」または「御香料」と書いてください。
もしくは「御霊前」です。「御仏前」と香典の表書きに書く人もいますが、これは四十九日が過ぎて故人が仏様になってからですので、「御霊前」と書くようにしてください。
水引の下の真ん中に薄墨で自分の名前を書き、毛筆もしくは筆ペンを使うのがベストです。
なるべくボールペンは避けてください。
詳しくは「お香典の表書き」をご覧ください。

通夜に参列する際の流れとマナー
お通夜は通常夜の6時、7時ころから1時間程度行われます弔問する場合は、通夜が始まる10分前には式場に到着しておきましょう。
受付で記帳を済ませ、香典を渡して、読経が始まる前に席に着くようにします。
式場に入ったら、先客に一礼し席次が決まっている場合は案内された席に座ります。
席次が決まっていない場合は、先着順に前の方から詰めて座りましょう。
僧侶のお経の後にお焼香がありますが、お焼香の仕方は人によって、宗派によっていくつかあります。
迷ったときにはほかの弔問客のお焼香の仕方を参考にしましょう。
お焼香をした後、故人の供養の意味がありますので、通夜振る舞に誘われたら断らず一口でもいいですから箸をつけるべきです。

葬儀と告別式について(参列者マナー)

葬儀と告別式に参列するときのマナーについてご説明します。

葬儀と告別式について
ひとくちに「告別式」と呼んでいますが、本来は「葬儀」「告別式」と分かれているものでした。
しかし最近では2つを続けて行うのが一般的です。
葬儀とは故人が無事に成仏するように読経・念仏の供養をする儀式で、定刻の10分前には到着し、そのまま後に続く告別式にも参列するのが原則です。
今でも葬儀と告別式の時間が分かれている場合がありますが、その場合は、友人や知人程度の関係なら、葬儀式の時間は待機し、後半の告別式から出席しましょう。
通夜が、焼香→通夜振舞い→帰宅と流動的なのに対し、葬儀・告別式は開始から終了まで参列するのが基本です。

葬儀・告別式の参列マナー
基本的にマナーは通夜と同じです。
式場に入ったら、先客に一礼し席次が決まっている場合は案内された席に座ります。
席次が決まっていない場合は、先着順に前の方から詰めて座りましょう。
座ったら静かに待ちます。たとえ知人がいても軽く挨拶をする程度にし、むやみに席を移動しないようにします。
また、遺族に対してわざわざ立ってあいさつをする必要はありません。
もし、目が合ったら目礼します。

一般会葬者のお焼香の後、故人との最後の別れ、喪主や世話役代表からの挨拶、そして出棺となります。
焼香が済んだら早々式場を後にする人もいますが、これはマナー違反です。出棺は出来るかぎり見送るようにします。

出棺は告別式が終わってもすぐに行われません。その間一般会葬者は外で待ちますが、久しぶりに会う知人・友人と話しこんでしまわないように注意しましょう。
また、寒い時期などの場合はコートを着ていてもかまいませんが、出棺時には脱いで手に持ちましょう。
会葬者は静かに道の両側に並び、出棺を待ちます。
霊柩車を見送るときは、合掌または黙礼をし故人の冥福を祈り、車が走り去ってから帰路につきます。

火葬場では
火葬場へは、喪主と遺族、親族のほか、ごく親しかった人が同行するのが普通ですが、希望すれば一般会葬者も同行できます。
ただし、移動車や休憩室の手配があるので、あらかじめ遺族側に申し出ます。
また、同行者が少ない場合も申し出るようにしましょう。

火葬場に着いたら、柩は焼香台が用意された火葬炉の前に安置します。
この際、喪主や遺族は火葬炉の近くに立つので、随行者は後ろのほうで控えるようにしましょう。

僧侶の読経の後、喪主、遺族・親族、会葬者の順番で焼香をし、柩の小窓を開けて最後の対面をします。
全員の焼香が終わったら、柩は火葬炉へ納められ、一同合掌で見送ります。
僧侶が同行しなかった場合は、全員で焼香だけを行います。

火葬炉に点火されたら、火葬が終わるまでは休憩室で待ちます。
この時、簡単な食事やお酒が用意されている場合もあります。
火葬が済んだら、遺骨を骨箱に納める「骨あげ」を行います。
骨あげは2人一組で行い、1つの骨を2人の箸で一緒に挟んで骨箱に納めます。
骨を入れる順序は、係員の指示に従い、足の骨から始めて上半身へと移っていきます。
最後に、故人と最もつながりの深い2人が喉仏を拾いあげ、骨箱の一番上に置いて蓋をします。

お香典の表書き

香典袋の表書きを悩まれる方が多いかと思います。
「御霊前」がどの宗教、宗派でも関係なく使えるという説もありますが、宗教、宗派によってさまざまな理由から違いがあります。
ただ、現実的に弔問する喪家の宗教、宗派を確認して対応することは無理がありますので、自身の宗教、宗派に合わせて表書きをされるとよろしいかもしれません。
下記に宗教・宗派ごとの上書きをご案内します。

仏教
多くの仏式 (四十九日までは)「御霊前」
多くの仏式 (四十九日後は)「御仏前」

浄土真宗では御霊前はふさわしくないという考えがあります。
亡くなった方は即浄土に往生したのであり「霊」を認めていないので御霊前は用ず御仏前を用います。
また、曹洞宗などの禅宗では教義に「浄土」がなく、「成仏以前」という考えがないので御仏前を用います。
「御香料」「御香資」「御香奠」らは中立的な表現で用いられることもあります。

キリスト教
「御霊前」「御花料」
(カトリックは「御霊前」を許容しているが、プロテスタントは否定している)

神道
「御玉串料」「御榊料」


香典金額

香典袋の表書き以上に、金額について思案される方も多いかと思います。
香典は香を供えるという意味から転じて、香を買う費用といった意味があります。

後に、多額の葬儀にかかる費用に対する相互扶助として位置づけられ品物をおくった時代もありましたが、現在は金銭香典が一般的です。
故人との関係や、弔問に訪れる人の年齢、お気持ちなどによって変わってきます。

金額のないものですが、あくまでも目安として下記に示します。

香典金額のめやす
近隣の人 3,000円・5,000円
一般の会葬者 5,000円・10,000円
関係者 10,000円・20,000円・30,000円
ご親族 10,000円・20,000円・30,000円
ご家族 50,000円~100,000円

地方によっては、500円や1,000円と取り決めをしている地域もあります。
仏事に偶数は使わないとされましたが、近年では20,000円も用いられます。

金額の表記
香典の金額を書くときに旧字体を使う方がいれば参考にして下さい。
「円 → 圓」「一 → 壱」「二 → 弐」「三 → 参」「五 → 伍」「十 → 拾」「二十 → 弐拾」「百 → 陌」「千 → 阡」「万 → 萬」


焼香

通夜では、僧侶の読経中に焼香をします。
焼香回数は宗派で規定しているところがあります。

真言宗では焼香3回、線香も3本立てます。

真宗大谷派では焼香は2回

浄土真宗本願寺派では1回

線香は立てないで折って寝かせます。

曹洞宗では焼香は2回、線香は1本です。

浄土宗は特にこだわらないようです。

しかし、このような宗派による作法は複雑なので一概にはこれが正しいとは言えません。
自分の宗派の僧侶や寺院に正しい作法を確認するのがよいでしょう。
また、焼香には立礼の焼香、座礼の焼香がありますが作法は少し異なります。
立礼の場合、順番が来たらまず焼香台の前に進み遺族と僧侶に一礼し、続いて身を正して頭を下げてご本尊に合掌拝礼します。
そのあと焼香合掌し、最後にもう一度拝礼し前向きのまま祭壇から2、3歩退いて元の席に戻ります。

座礼の場合にも腰をかがめて祭壇前に進みます。
喪主に一礼してから前に進み、祭壇に向かって頭をさげます。
次に膝で前へ進み遺影に向かって合掌してから抹香を右手に取り焼香します。
そのあと再度合掌し、喪主に一礼して立ち上がってから退きます。

焼香の種類

焼香には抹香(まっこう)で行う場合と線香で行う場合とがあります

仏教では、香は「心身を清める」「心を落ち着ける」「仏様のお食事」(または消臭の意味も)等をあらわし必ず行われます。
さて問題の作法ですが、仏教の各宗派でお焼香の回数が異なり、確かに作法に違いがあります。
葬儀を執り行う喪家の方は、できる限り自分の宗派の作法を覚えておきたいものです。

抹香
真言宗 仏、法、僧という三宝に捧げ、
三毒という三つの煩悩を消し去る意味で、3回行います
天台宗  
曹洞宗 特にありません。
日蓮宗  
浄土真宗 本願寺派は1回
大谷派は2回行います。
指に取った抹香を額にいただかずに香炉に入れます。
 


失礼の無い焼香の作法(抹香の場合)

祭壇前で一礼。弔問客はその前に遺族側に一礼。
焼香台の前で合掌、低頭する。
親指、人差し指、中指で抹香を取る
額に抹香をおしいただく。
浄土真宗ではこれはやらない。
抹香を香炉にくべる。
宗派による回数でこれを繰り返す。
合掌、低頭のあと、一礼して下がる

お焼香の回数は?
お焼香の回数は何回?
お焼香の直前に、ふとした疑問を抱くことは多いかもしれません。
ちなみに、宗派別のお焼香の作法は下記の通りです。

天台宗 1回または3回(特にこだわらない)
真言宗 3回
臨済宗 1回
曹洞宗 2回
(1回目は額におしいただき、2回目はいただかずに焼香する)
浄土宗 特にこだわらない
浄土真宗    本願寺派 1回(額におしいただかずに)
真宗 大谷派 2回(額におしいただかずに)
日蓮宗 1回または3回
日蓮正宗 3回

ただ、会葬者の方に自分の宗派の作法を強要する必要はないですし、逆に会葬する場合にはどの宗派のご葬儀でも自分のやり方や自分の宗派の作法でお焼香されるなど、あまりとらわれることなくお気持ちでされるとよいでしょう。


お清めの仕方(参列者マナー)

通夜や告別式から帰ってきたら、家に入る前にお清め(お浄め)を行います。

お清めの手順
1.火葬場に行かなかった人にひしゃくで水をかけてもらい、手を洗う(省略する場合もあります。)
2.塩をひと掴み、胸と肩のあたりにかけてもらう(足もとにかける場合もあります。)
お清めを行う塩は、会葬礼状の中に一緒に入っている場合もあります。


お清めの考え方
死を穢(けが)れとは捕らえない考えによりお清めは不要とする考えも場合も強くありますので、お清めをされるか否かは ご喪家の考えに基づいてご選択されることが無難でしょう。
ただし、浄土真宗ではお清めという概念がないのでお清めは行いません。


訃報を後で知った場合の対処法(参列者マナー)

葬儀の後から訃報を知った場合の対処方法についてご説明します。

訃報を後で知った場合の対処法
葬儀の後から訃報を知った場合は、喪家へは行きづらいものです。
後日遺族側から知らされた場合は時間が許せばすぐにでもかけつけましょう。
ただし弔問する遺族の都合もありますので必ず事前に連絡をいれて弔問するようにしましょう。
葬儀後は遺族にとってはお世話になった人等への挨拶周りや事後処理など忙しい時期です。
電話などかける場合でも遺族を思いやる気持ちが必要です。

香典の額は?
香典の額については、葬儀・告別式に参列する場合と同じ額が無難でしょう。
ただし仏式の場合は不祝儀袋の表書きが弔問をする時期によって変わるので注意が必要です。
四十九日法要を過ぎている場合は「御仏前」とします。それ以前では「御霊前」「御香典」などとし、神式では「御玉串料」「御霊前」、キリスト教では「御花料」とします。

弔問を断られたら?
遺族が心労から弔問を断ってくる場合もあります。
そのような時に香典だけでも贈りたい場合は、必ず不祝儀袋に入れてから現金書留で送ります。
その際は持参するときと同じように表書き、中袋の住所、氏名、金額を書きます。
またお悔やみの手紙を必ず添えるようにします。

お悔やみの手紙の例
「ご尊父様」「ご母堂様」ご逝去の悲報に接しまして心よりお悔み申し上げます。
ご一同様のご落胆いかばかりかと深くお察しいたします。
なにぶん遠路のことゆえ、すぐにお伺いすることもかなわず残念でなりません。
とりあえず書面を持ちまして御愁傷をお慰め申し上げます。ご家族の皆様がお力をあわせて、幸せな御一家を築かれますよう、心からお祈りしております。

等の文面でお悔やみの手紙を送るようにしましょう。


弔問にいけない場合の対処法(参列者マナー)

やむを得ない事情によって通夜や葬儀に参列できない場合には対処法についてご説明します。
弔問にいけない場合の対処法について

1.弔電だけを打つ。
2.弔電を打ち、代理人に弔問を依頼する。
3.弔電を打った後、あらためてお悔やみ状を送る。
4.弔電を打った後、あらためてお悔やみ状と香典を送る。

等の対応が考えられます。
故人や遺族とのつきあいの深さによって判断します。

お悔やみの手紙:文例1
ご尊父様、ご逝去の報に接し、ただただ驚き入るばかりでございます。
ご家族の方の胸中察するに余りあるところ有り、何とお慰めして良いか、言葉もございません。
又、あまりにも急な訃報に心からお悼み申し上げます。
どうぞくれぐれもご自愛のほどご祈念致します。


お悔やみの手紙:文例2
この度の訃報はまだ信じられません。
この上は、ご尊父様のご冥福をお祈りすると共にご家族の皆様にはご健康にくれぐれもご注意下さいますようお願い申し上げます。
尚、誠につまらない物でございますが、ほんの心ばかりのご香料をお贈り致します。
ご霊前にお供え下さいますよう書中にてお悔やみ申し上げます。


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